東京手話通訳等派遣センターでは、東京都からの委託事業の一つとして「東京都手話通訳者等養成講習会」を開催しています。参加資格は、手話学習経験3年以上で、都内在住・在勤、修了後都内で手話通訳、ボランティア育成等の活動に従事できる方です。地域の聴覚障害者との触れ合いの中で手話を習得した方が、手話通訳者および手話指導者として必要とされる専門知識を得る機会を提供しています。
なお、初めて手話を学ぶ方を対象とした手話講習会については、都内各地域(一部町村を除く)で、初級(入門)からの手話講習会が開催されています。
5月から翌年の3月まで、全40回
昼クラス…午後1時半~3時半 夜クラス…午後7時~9時
「募集要項」は当センターホームページに2月中旬頃に掲載されます。ご確認ください。
クラス | 主なカリキュラム |
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地域手話通訳者クラス |
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手話通訳者実践クラス |
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手話通訳士実践クラス |
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手話指導クラスⅠ(奉仕員養成) |
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手話指導クラスⅡ(通訳者養成) |
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中途失聴・難聴者向け手話指導 |
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ろう者と聴者のダブル講師、通訳なしの授業は、刺激があり集中ができ技術向上に繋がりました。講演会では、ろう者の歴史や運動や現状、多くの情報を詳しく深く学べ、地域を越えた仲間は卒業後も続く財産となりました。
手話通訳士の資格を取得したものの、このままではいけないと思い受講を決めました。技術研鑚のみならず、悩みや疑問を共有しながら学ぶことができ、とても充実した一年間でした。
ろう者と聴者が共に学び、議論ができるところがこのクラスの良いところだと思います。手話を教えることは難しいけれど、受講生が手話を覚えてコミュニケーションが取れるようになると、とてもうれしいです。
最初は、不安に思われるようですが、いざ通い始めると他地域の方々と情報交換ができ、見方や考え方に幅が広がります。また、仲間も増え楽しく一年間通われています。最後には「アッという間だった」「もっと通いたい」との声を多くいただきます。
大丈夫です。ベテランの講師・助手ですので、きめ細かい指導に定評があります。また、クラスメイト同士の励まし合いも多く見受けられます。なんといっても仲間がいることが励みになるようです。
聞こえない講師と聞こえる講師がいます。聞こえる講師は、手話通訳者としての経験と知識も豊富です。聞こえない講師も、ユーモアがあり楽しく学べるとの声が多いです。ともに手話指導のベテランです。常に受講生に寄り添った、丁寧な学習を考えてくださります。
人前に出ると緊張するのは、良くあることです。心配いりません。緊張する度合が少しずつ無くなり、修了する頃には、人前で堂々とスピーチができるようになります。
年度とクラスによりマチマチです。まず、応募資格・各クラスの養成目標をお読みの上お決めいただければと思います。
はい、ございます。手話指導クラスⅠ(奉仕員養成)という、手話指導技術を指導するクラスに通うことができます。
はい、あります。手話学習経験が3年以上あればお申込みできます。